皆さんこんにちは!
相変わらず暑い日が続いておりますがもうすぐお盆がやってきます!
当社も8/15(火)~8/18(金)の4日間夏季休業とさせて頂いております。
皆さんも愛車で、帰省や旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか?
私も愛車(GT-R)で実家(千葉県)に行く予定が入っているのですが、他にも愛車でロングドライブなんか行きたいですね。特にご当地名産の食事なんかでも楽しみたいので、今から(今更?)計画でも立ててみようかなと考えています。

名産探しは後回し、早速本題に入っていきましょう。
今回ご紹介する車両はこちら!

BMW i8です!
こちらは委託にて販売させて頂いたお車になります。
i8は当社にも展示車があるのですが、まだメーカー保証中の車両なので、滅多に触ることが無いんです。今回は、販売車両の納車整備の一部になりますが、プラグインハイブリットのオイル交換作業を紹介していきます!
メンテナンスにおいて、基本中の基本になる部分BMW製のスーパーカーは、どのくらい難易度が高いのか期待しちゃいますね。

まずはエンジンルームを見て行きましょう!i8のエンジンはミッドシップの為、後ろにあります。リアハッチを開けて作業します。

エンジンルーム上にはカバーがされているので、まずはカバーを2枚外して。

これでエンジンにアクセスできるようになりました!
エンジン形式はMINIと共通である1500cc直列3気筒ターボです。フロントに搭載される電気モーターと合わせて360馬力オーバー。0→100km/h加速はなんと4.4秒です!は、速い!!
MINIとは同じエンジンとは思えぬスペック。
最近のBMWでは同じエンジン型式でも出力が大幅に異なるものが多くなっています。
例えば、Xシリーズの35Iなんかは標準とは排気音なども異なりかなり出力、音出ているなぁと感じますし、実際速い。
まだ、当社レンタカーには持っていないのですが、導入してもらえたらうれしいなぁ。

余談はさておき、リフトアップして下廻りを見て行きましょう!
相変わらずのフルフラットですね!
ちなみにi8のCd値(空気抵抗係数)は0.26という優秀な数値、(最近では燃費向上の面から国産車でもかなり高くなっていて、I8と遜色ない係数のものが多くなっていますが、一昔前まではスーパーカーぐらいしか無かったんです。)いいですね~羨ましいです!
というのも私の愛車R32GT—Rは0.4です。
この差はでかい、空気抵抗は速度の二乗に比例するので、このちょっとした数値の差が速度を出す程に大きな違いになってきちゃうんですよ。
私の車はパワーバンド外れたくらいのところで完全に空気に負けてます(笑)


車両後方の写真です。
シルバーの補強プレートに大きな穴がありますねぇ。

覗いてみると、おっとこれは意外!エンジンオイルのドレンとオイルフィルターがありました(^^)/ 最高です!整備士に優しいスーパーカーです!!

ではさっそくオイルを抜いてフィルターを交換していきましょう!
オイルは、まだ綺麗なもんですね。
走行距離も少ないしハイブリットなので、エンジンが回っている時間も少ないのでしょう。

外したフィルターは、程よく汚れています。
消耗品ですから当然交換です!!


エンジンオイルを規定量入れて、オイル量チェックを行います。
オイルのレベルゲージが無いのでモニターで確認します。

最後にエンジンオイルの点検時期をリセットして作業終了です!!


皆さんいかがでしたでしょうか?
エンジンオイル交換はメンテナンスの基礎中の基礎です。
どんなに乗らなくても、年に1回、もしくは5000kmくらい走ったら交換してあげるとエンジンを調子の良い状態で保てますのでオススメですよ!
環境に配慮が必要な今の時代、メーカー規定ではなるべく廃棄物を出さないように設定はされています。しかし、長く大切に愛車を乗り続ける為にも、少し早めのオイル交換は必要だと私自信は思っています。

今回はここまでとなります。
それではまた次回の「不定期日記」をお楽しみに!!!

サービス部 石井 直人